普段、ブログの更新が遅い私ですが、勢いをもって、二夜連続!!
私の支援者はご存知ですが、私は現在 大阪維新の会に公募している身です。
なぜ、維新の会かと問われると、私の信条に則するからです。
中央政権からの交付税に依存し、予算の獲得や使いきりを第一とする地方自治体
地域の財政力をかえりみず、あれもしますこれもしますの政治家
結果として、肥大する行政と疲弊する財政。
この現状を打破するために
地方自治体も自身の権限と責任を持って、自らの地域づくりをおこなえるよう
より地域住民が政治に当事者意識を持てるよう、地方分権を推進する。
そして、経済においては、市と市が争うのではなく、国際都市間競争を踏まえ、一元化して
より大きな視野で絵を描き、投資を行い、経済競争力のある地方をつくる必要性がある。
(二重行政が、大阪の投資の不効率と、コスト増を招いていると考える)
つまり、行政の統一(府市統合)による、地方の自立と経済力の強化をしたい私にとって
大阪維新の会が掲げる構想は、まさにその道を行っています。
また、私自身はどちらか言えばケインズよりは、古典派経済学や自由主義を支持しており
※日本経済がよくなるのであれば、どちらでもいいが・・(社会主義・共産主義は論外)
組織に偏らない・行政体や行政の市場関与を小さくするべきという視点でも維新の会の進める
二重行政解消・議員/公務員削減提案や民営化論を見るに、親近感を感じています。
(古典派経済学/自由主義 ≒ 政府の市場への積極的介入は望ましくないという考え)
ウィキペディア 新自由主義
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E8%87%AA%E7%94%B1%E4%B8%BB%E7%BE%A9
上の理由により、現在、維新の会が進めることを応援していますが
大阪都構想(大阪市解体)に対して、平松市長や自民党の市議団から
批判が、飛び交っています。
平松市長は、道州制(基礎自治体の自立と、広域な行政に対しては地方単位の
大きな視点でみる考え)を支持していますが、維新の会も道州制を目指しての
ステップとして、大阪都構想を考えている。
その大阪都構想に関し批判が増えて、その対案として、スーパー政令市論や
大阪府解体論、琵琶湖市構想の大阪市版を唱えている方がいます。
これらでも、二重行政の解消や、地方の権限拡大ができると思う。
(関西州設立を見据えると、府議会⇒州議会に移行できる大阪都構想が
私は一番よいと考えるが・・・※サンディ・スプリング市の改革は、勉強したい)
この、大阪維新の会VS他の理論という対立軸が、最近おかしいなと思っており
そこで、二夜連続でブログを書きました。
なぜなら、対立しているのは、地方分権推進派かつ、指揮系統一本化派同士
地方分権・行政統一について言及しない議員はだまっている。
市解体か!府解体か!!そんな言い合いが論点になると
市会議員と府会議員 それぞれのエゴと住民に捉えられてもおかしくない。
地方の自立と経済の強化は国会議員も必要と言っていることで
大事なのは、大阪から率先して行うかどうかであり
論点は大阪で地方分権と行政の統一をやるのかやらないのか!!
立場によって、方法論の主張は違うものの目指す場所は一緒なのでは?
(維新の会ができた結果、行政の仕組みを問う議論が、現実味を帯びたのは事実
方法論が違うのであれば、そこは議論すべきだが、行政改革への前進は認めるべき)
最悪のケースは、維新の会が選挙で過半数とれず
結局、地方からの地方分権へむけた動きをせずじまいになるということ。
来年の統一地方選挙で維新の会が過半数の議席を獲得できずとも
地方分権へ向けた、行動は必要。そのとき、他の党の行政改革を目指す議員は
維新の会との折り合って、ちゃんと行動するのか?(地方分権、行政の統一に向けて)
私の心配は、結局 行政の枠組みを変えるチャレンジを何もしない四年間
が来ることです。(大阪の現状をみるに、そんなに待てません!)
平松市長が市政改革方針(職員削減や市営地下鉄の改革 等)を
打ち出したのは結構なこと。維新の会が掲げてた案の縮小版といった感じのため
橋下知事に維新の会という外圧に負けた結果だと言われようが、やらないよりはずっと良い。
統一地方選後どうなろうが、論点が維新の会かどうかになると
先の総選挙で勝利し、自民党の対案として出したマニフェストが評価されたと錯覚
した民主党のように、地方分権に向けて手を打たないということが、民意と錯覚してはならない。
(というのも、維新反対派の急先鋒が、行政の枠組みを変えようとしている人たちであるし
私は、その急先鋒である少数の自民党の都構想真っ向反対派議員は、己の理念もなく都構想反対の
粗探しをしている議員や何も公に語らない議員より、ずっと素晴らしいと思うから)
長々となにを言いたかったのかというと、
対立軸が 行政構造の改革派 VS その他の構造改革派 VS 既存構造の肯定派 であるべきところ
大阪都構想派 VS その他の構造改革派+既存構造の肯定派 になってしまうと
矛の収める着地点が、より既存構造肯定派に近い地点になり
結局は、何も変えたくない既得権益を持つ人たちが漁夫の利を得てしまうことになりかねないのでは
と思ってしまう。
各党、各議員 単に大阪都反対ではなく、ご自身の思う理想の大阪の仕組みを表明していただきたい。
その上で、喧嘩する相手や自分と対極にいる相手は誰か考えてほしい。
もちろん私は、大阪都構想支持派です(都という呼び方は別として・・)
散文になってしまい申し訳ありません