遅くなりましたが、私も先週ついに30歳になりました。おめでとうございます!!ありがとうございます。
年を重ねるのは、嫌という人が多いですが、私自信は非常に嬉しいですね。
なんせ政治の世界では、年齢だけで否定されることもありますから。
30代となると、イメージも少し変わってくると思います。
(後は、結婚しろと良く言われますが、今のところは予定ありません)
さて、7月も色々活動させて頂いております。
大阪維新の会では、大阪市 大阪府 堺市 が集まり、熟議会を開催しました。
これは大都市制度の問題テーマを複数用意し、8名程度のチームに別れて議論するというものです。
今後は市民参加型で行なっていくのですが、今回は同じ会派の議員間で行ないました。
そのなかでも、認識や考え方に差異があり、中々面白い会になったと思います。
私はサブリーダーをやらして頂きましたが、意見集約するには個人的な考え方というよりも
地域的な考えの偏差が大きく難しかった気がします。
私どものチームでは、あまり言われなかったですが、他のグループでは、
大阪府市の統合で、税収の多い大阪市の財源を衛星都市に引っ張ってこれるという認識の方も
いたようで、都構想への理解が違うという認識を持ってしまいます。
勘違いしないように、説明させて頂きます。
東京都の特別区であれば、特別区民税やたばこ税といった財政収入は区独自の財源として
そして、固定資産税や法人市民税といった財源の内 45%を都に 55%を区に戻します。
この際、区ごとに税収や人口にバラツキがあるため、この55%の財源を区毎に格差がでないように
基準財政需要額という、区で基本的に必要な費用と区の独自収入の差を鑑みて、交付します。
なので、東京23区ないの税金が、他の衛星都市に過分にまわっているともいえません。
また我々、大阪市民が支払う府民税の割合は既に、府民税全体の3割に達しますし
差等補助(府が自治体に補助するお金が大阪市や堺市といった政令都市には除外されること)
の問題もあります。
ましてや、我々はマニフェストで 大阪都構想の場合、新しく再編された特別区は東京の
特別区以上の自主財源を持つ、中核市並み自治体とするとされています。
これらのことから、これまで以上に、市内の財源を他の衛星都市に分配するという考え方は間違っていると
考えられます。
都構想は、市の財源を、より身近な自治体の財源とすることが目的であり、
市域外に譲渡することが目的ではありませんので誤解がないように!!
衛星都市のメリットは、広域行政が一本化されることによる、インフラ網の拡大や、経済競争力向上に
よる府域でのGDP・所得・税収の伸びです。
都構想により、衛星都市への交付金が増えるという訴えをする議員がいれば、その訴えはやめるべきですね。
また、大阪市会の特別委員会で、大阪府自治制度研究会の座長を務めた新川先生の講演があり傍聴しました。
大阪市会のインターネット録画放送をやっているので是非、見てください。
http://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu260/live/special_committee/20110719dai.html
大都市のあり方には、これからも書かせていただきますが、現状の府市の関係では
大阪の効率的な運営は難しいということです。
本講演では、都区制度などの説明が出てきますが、我々の目指すのは東京の都区制度ではなく
大阪府市の再編、発展的解消ですのでご了承下さい。
<熟議会>
維新の会 政策特別顧問 上山先生によるレクチャーがありました。
<大峰山>
おまけですが、修験道の聖地 地元の仲間に誘われて、大峰山に修行に行ってきました
女人禁制の山で、上り下りで7時間程険しい道のりを参ってきました。
表行 裏行という修行があり、この写真は表行で崖から吊るされているところです。
ロープは固定されておらず、人が引っ張っています。恐ろしかったですぅ!!