昨日、橋下徹大阪府知事が普天間問題全国知事会にて、
「沖縄県などの犠牲の上に、大阪府民は安全をタダ乗りしている~~出来る限りの事はしたい。」
と言っていた。まさにそう思う。
経済的にフリーライダー問題というのがあるのだが、
公共財は、誰かが対価を支払うことで、対価を支払わない他の人も同じように消費(利用)
することが出来る。なので、人々は自らが得ている便益にかなう対価を公共財に対して
支払おうとはせず、他の人にただ乗りしようとする。これをフリーライダー(タダ乗り)問題という。
「安全のタダ乗り・公共サービスのタダ乗り・社会保障のタダ乗り」
それが当たり前になると、自分が誰かに過剰負担を押し付けているとは考えない。
そんな中、沖縄県民が支払った国防・安全の対価に、自身の自治体はタダ乗りしている
と言ってのけた知事を大阪に住む一人として誇りに思う。
未来に債務を押し付けて、綺麗ごとを言う政治家も、票や名誉のタダ乗りだろう。
まあ、タダで乗れるのであれば、タダで乗りたいというのは 人の性でしょうが・・